わが家では猫を、2ニャン多頭飼いしています。
以前はあまり考えたことがなかったのですが
60歳を前にして(←人間の方です)
自分の老後と猫の寿命について 考えたり、悩んだりするようになってきました。
猫の寿命は何年?30年生きるかも?
東大の研究で、ネコの寿命が2倍になるかも?
というニュースをご覧になった方も多いのでは。
猫は腎臓の病気で亡くなることが多いのですが、
東京大学で研究していた宮崎徹先生という方が
ネコの腎臓病へのAIM(apoptosis inhibitor of macrophage)の
関与を明らかにした論文を発表。
AIMが腎臓の働きを改善し、猫の寿命を
大きく伸ばす可能性があるという研究を行っていました。
しかしコロナで資金難になり、研究が続けられなくなるかもと
報道されるやいなや、あっという間に全国の猫好きから
おどろくほどの寄付金が集まったということです。
話題となった宮崎先生、2022年の3月で東大を退職するとか。
今後は猫の腎臓病薬の開発に専念し、年内にも実際に
ネコに薬を与える治験を始め、
早ければ2023年の承認申請を目指すということです。
ところで猫の寿命。
2017年12月15日にアニコムグループが発表した
「家庭どうぶつ白書2017」によると
- 混血猫:14.3歳
- 日本猫:14.3歳
- ペルシャ(チンチラ) 13.9歳
- アメリカン・ショートヘア:13.5歳
- ラグドール 13.5歳
- スコティッシュ・フォールド:13.4歳
- ロシアンブルー:13.1歳
- ノルウェージャン・フォレスト・キャット 12.6歳
- メイン・クーン 12.5歳
- マンチカン 11.2歳
種類別の平均寿命は上記の通り、猫全体では平均14.2歳とのことです。
またペットフード協会が2020年に行った別の調査によると
- 「家の外に出ない」猫の平均寿命 16.13歳
- 「家の外に出る」猫の平均寿命 13.57歳
猫全体の平均寿命は15.45歳となっています。
うちの場合は混血猫で完全室内飼いなので
長生きしてくれる要素はあるといえるかも。
最近では、20歳を超える猫ちゃんも珍しくないそうですし。
また前述した猫の腎臓薬が完成したら、30年生きることも
可能になるかも、といわれています。
もちろん長生きしてくれるにこしたことはない!
ただ「こっちが先に死んじゃわないかしら」という不安もあります。
猫より先に死なないか、という不安
ウチの場合、上の子が今7歳半。
20年生きるとしたら、あと13年、私も生きて行けそうだ。
でも30年生きるとなると、あと23年。
う~ん、自信がない・・・。
下の子は3歳半。30年生きたらあと27年、
ますます自信がない・・・
この子たちよりも先に死んでしまったら
行き場がなくなってしまうのではないかと悩んでいたら、
世の中には猫の老人ホームというものがあると知りました。
そうか、そういうのがあれば、安心だな!と思ったのもつかの間。
これ、料金がめっちゃ高い!
私が調べた施設では、初期費用と終身預かりで
100万超え、状況によってはこれに介護費用がプラス。
これでも高い方ではないみたいで、もっとかかる施設もあるみたい。
うなるほどお金があればホッとできるんだろうけど
庶民にとっては高嶺の花ですわ。
まさかの時は、どうしたものだろうと頭を抱えていたら
家人に鼻で笑われました。
「起きていないことで悩むなんてバカみたい」と。
そりゃそうだ。
猫たちより先に死なないよう、頑張らないと。
なによりそれが第一ですよね。
そして老後の設計を考える際には、
猫のこともしっかり組み込んでおかないと・・・
同世代の猫飼いのみなさんは、どんな風に考えていますか?
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