うちの猫、肥満細胞腫になっちゃいました

猫のはなし

うちではネコを飼っています。

黒ネコとキジトラのふたり組です。

そのうちの黒い子が肥満細胞腫と診断されてしまいました・・・。

いま現在進行形なので、ちょっとアセアセ感があるかもですが

何卒お許しを、大目にみてくださいませ。

事の起こりは、年に一度のワクチン&健診

今年8歳になる黒ネコ。お友達のところで子ネコが生まれ

それを譲渡してもらって、飼い始めました。

子ネコの時はブルーアイで、それはそれはきれいな子。

でも、しっぽは、カギしっぽどころではなく

曲がりくねっておりまして(うまれつきです)。

しかしそのしっぽまで愛しい!と溺愛しております。

譲渡元のおうちでは、室内外ではなく外にも出て行ける飼い方を

していたので、子ネコも小さいときはちょろっとですが外に出ていました。

うちでは完全室内飼いですが、そんな経緯もあったりしたので

うちに来てすぐに獣医さんのところに連れて行って

健康診断&ワクチンをお願いしました。

それ以来、毎年ワクチンのお知らせのはがきが届くようになったので

ワクチンをうってもらい、ついでに健康診断をしてもらっています。

昨年はとうとう「太りすぎ」といわれてしまいまして。

体重6キロ超!うん、たしかに。その辺の小型犬より重いかも。

案の定、療養食をすすめられ、ダイエット指令が飛びました。

そして今年、ダイエットに無事成功!!

1キロ以上ダイエットでき、獣医さんからも褒められて、

ニコニコしながら帰るハズでした。

ダイエット後のごはんは、どうしたらよいかとか

少し話をして帰るつもりだったけど、

ふと、数週間前から頭の近くに「点ハゲ」ができていたことを

思い出し。うちは多頭飼いなので、ひっかかれて傷でもできて

ハゲちゃったのかなー?程度に思っていたので

気軽に「点ハゲできちゃったんですよー」と井戸端会議のノリで

獣医さんに報告したんですが。。。

獣医さんは「ん?」という顔をしつつ、「ちょっと見てみますねー。

ワクチン打ち終わったら呼びますので、外でお待ちください。」

で、処置室の外でワクチンが終わるのを待つことに。

そして、呼ばれて再び処置室の中に入ると・・・

「ハゲの下に、腫瘍がありました」と。

え?デブだからじゃないのね、猫の「肥満細胞腫」

ハゲのところから細胞を少しとって検査してみたところ、

「肥満細胞腫」というのがあるとわかったそう。

私は「肥満?この子デブだから?」と最初はのんきに思ってたのですが。

獣医さんが、患者さんの親(人間)用に置いてあると思われる

図解入りの本を持って説明してくれたんですが

どうやら脂肪の塊とかではないらしい。

表面に出ているので、良性のことも多いが

内臓にもあれば悪性となっていることも考えられる、とのこと。

細胞をちょっととっただけでは、良性か悪性かは判断できない、とのこと。

このあたりで、頭パニックです。

処置としては、切開して、点ハゲ周囲1.5cm四方を切除するとのこと。

えー・・・手術ですか・・・・

このハンサムボーイのお顔にメスいれなきゃなんないの?

さらに大パニック!

どうしても手術がイヤなら」と、手術を回避した場合の

治療方法を説明してくれましたが、なんか癌治療のような

治療内容で余計に怖くなってしまい・・・

写真右側の目の上あたりにある白い点が、点ハゲ。この下に肥満細胞腫が…

動揺しているのがまるわかりだったためか

「今すぐ決めなくてよいですよー」

「自分でも調べてみて、わからないことがあったら

 いつでも連絡くださいー」と、やさしい獣医さん。

とりあえず、ワクチンをうってる場合じゃないので

ワクチンはパス。後日連絡しますとのことで動物病院を後にしました。

「肥満細胞腫」が悪性だったら、それはもうガン・・・

というわけで、とりあえず家にかえってきましたが、パニックは続く。

ネットでめちゃくちゃ「肥満細胞腫」を検索しました。

「肥満細胞腫」とは・・・

免疫細胞である肥満細胞が腫瘍化したもの、だそうです。

ネコの肥満細胞腫は、皮膚、腸管、脾臓、肝臓などによくできるそう。

うちの場合は「皮膚型」となるようです。

発症の年齢は平均10歳、うちの子8歳。ちょっと早いのかも。

「皮膚型」で特に病変がひとつだけの場合は、良性である確率が高く、

手術での切除で完治して予後は良好なことが多い・・・と記載されていて

ちょっとホッとしました。

でも、どのサイトを見ても手術推奨。

うーん、やっぱり手術は避けられないのかも。

それに万一、悪性の場合は、それはもう「ガン」の一種であると。

ならばやっぱり取った方がいいんだろうな-(タメイキ)

家人とは、手術する…という方向で話をしてはいたものの

どうにも不安で不安で。

このハンサムボーイの顔に、メス入れるなんて。。。

(うちの子、ほんとにハンサムなんですよ)

うだうだと考えをめぐらした後、

自分自身が数年前、内視鏡検査でポリープが発見され

日帰り(というか検査の続きですが)手術したことを思い出し。

人間だってポリープ取るんだからネコだって同じ!

と、わけのわからない納得の仕方で、腹をくくることができました。

ま、ひと晩かかりましたが。。。

黒ネコくんの、手術の予約を入れました。

とはいえ、人間は内視鏡ですむけど、ネコの方がたいへん。

顔の毛はそられるわ、切開されて縫合されるわ、

その後はエリザベスつけて過ごさなきゃなんないわ、で

エリザベス大嫌いなうちの子は、ブルーになること間違いナシ。

(昔、去勢手術の時にエリザベスをつけられ鬱っぽくなった)

ストレスも相当あると思うので、エリザベス期間は

おもいっきり甘やかそうと心に決めました。

先ほどようやく、意を決して動物病院に電話して、手術の日程を決めたところです。

ちなみに、今のところ黒ネコちゃん、めちゃ元気です。

キジトラ子と追いかけごっこして走り回ってるし

頭や顔を気にする気配もなし。

いつものように食欲旺盛で、排泄も順調です。

だからこそ、手術って・・・と思っちゃったりしたわけですが。

そして手術費用ですが、大パニックに陥りながらも

獣医さんにしっかり概算料金について質問しちゃってました。

手術前の検査と手術、お薬等で約10万円くらいとのこと。

うちの場合、ペット保険に入っていなかったので、つい。

ペット保険の新規加入は8歳前後までとか年齢制限があったり

するものの、いまならギリ入れるペット保険もあるようなので

どうしようか検討してみることにします。(下の子はまだ大丈夫だし)

うちの子の「肥満細胞腫」・・・まだ手術前ですし

今後、進展が書けそうでしたら、続きを書きたいと思います。

(ちょっと気弱)

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