60歳目前だけど、アウトドアが好き!

おすすめのもの

近ごろ、アウトドアがブームですよね。

2019年くらいから、このブームは始まったといわれています。

ソロキャンプなんぞが脚光をあび、YouTubeにもキャンプ動画がアップされ、

そしてコロナ禍で密を避けたい人々からキャンプが注目されて

空前のブームに結びついたと言われています。

私は、そのブームになるちょっと前くらいから、

ポツポツとアウトドアを楽しみはじめるようになりました。

アウトドアの魅力についてお伝えしてみたいと思います。

いまは第二次?第三次?ブームなんですって

世の中はアウトドアブーム。

でも最初母アウトドアブームが訪れたのは、1990年代だそう。

ミニ四駆のパジェロが流行し、それに乗って山やキャンプ場へ繰り出したり

スキー場へ繰り出したり。そういえばバス釣りブームというのもあったような。

その一方で「日本百名山」なんてものが注目されて中高年の登山がブームになったとか。

これらを第一次ブームと呼ぶそうです。

この数年のブームは、第二次ブームと呼ばれることもありますが

第三次ブームといわれることもあるようです。

2010年前後に現れた「山ガール」のブームを第二次とカウントする場合は第三次、

しない場合は第二次と位置づけているようです。

第一次ブームの時…すでに大人でしたので

アウトドアブームの流れは、漠然とですがおぼえています。

そういえば、第一次ブームの時に、友人に誘われて河原でBBQしたっけ。

すべておまかせで身ひとつで、拉致されるように車に乗せられて

河原に到着し、用意された食材をみんなで調理した覚えが。。。

泊まりなしのデイキャンプでしたが、当時は暑いし遠いし疲れるし

興味もてず、お付き合いでいきました感が満載でした。

(なんかキャンプ場での合コンちっくなものでもあって、

 人数合わせに呼ばれたような気もする。今となっては)

それよりも車でスキーに行く方が興味ありありで

こちらには自主的に参加…といっても運転するわけでもなく

やっぱり用意してもらった算段にのっかる形でしたが。

当時はまだバブルちっくな勢いがありまして、

女の子はそーゆーもの…みたいなノリもあったような(ということにしよう)。

第二次ブーム、山ガールの時代は

山行くのいいな~。と思いながらも、仕事に忙殺された日々を

送っていたので、ブームを横目に見つつ、特に参加ナシでした。

しかしウチの姉がブームにのっかって山ガールになってたような。

(ま、私の姉なので、当時すでに山ガールではなく山オババでしょうが)

そして第三次(第二次かも?)ブームとなるわけですが

ソロキャンプなんて言葉が生まれる少し前くらいから

年に1度ではありますが、デイキャンプに出かけるようになっていました。

ある集まりで、夏に河原でデイキャンプをするのが慣例となっていて

そこに参加するようになったわけです。

最初はお客様状態でしたが、何年か参加するうちに

主体的にかかわるようになってきて、アウトドアの面白さに目覚めました。

目覚めた頃が、ちょうど第三次ブームの走り。

年1の会では物足りず、それ以外にも個人的にアウトドアにでかけるように。

すっかりハマってしまいました。

アウトドアは出かけるだけでなく、道具集めも楽しい!

当初から交通機関を使ったデイキャンプばかりだったのは、

現地でビール飲みたいからという身も蓋もない理由でした。

車で行くと飲めないですからね。まー、これは同じ趣味の家人の意向が

強かったですが。車の運転、私はやらないので。(免許持ちですがペーパーなもので)

というわけで、荷物は自力で持運びなする前提なので、軽さ重視。

最初に買ったのはHelinoxのチェアでした。

チェアワンのマルチカモ、重さが1キロ以下と軽量で今も愛用しています。

次に買ったのは焚き火台。

流派(?)的に、木炭などを持って行かず、現地で木を拾い集めて

焚き火で調理する…ということをやっているので、焚き火台はマストアイテムです。

これも重さや用途を考えるとピコグリルがベストだったんですが

お高いんですよね~。結局、ピコグリルは早々に諦めて類似品でいいか、と。

お値段が1/8くらいでしたし。

ピコグリルに対抗して「ポコグリル」と勝手に名付けて、

こちらも現在も愛用しています。

その後もOPINELのナイフを買ったり、SALOMONのリュックを新調したりと

アウトドアにでかけることも楽しいんですが、

そのための道具をあれこれ選んだり試してみたりするのもまた楽しく。

家人とともにとっぷりハマったわけです。

焚き火を見ているだけで楽しいし、癒やされる

アウトドアの魅力。いろいろあるかと思います。

わが家での一番人気は、やはり焚き火ですね。

薪を買わない派なので、拠点を決めたら周囲に落ちている枝を

拾い集めることから、焚き火は始まります。

どんな木が燃えやすいか、長持ちしそうなのはどれだろう?

発火させやすいススキの穂だとか松ぼっくりも欠かせないよね。

なんていいながら、河原や山を歩き回って薪となる枝を調達。

火をつけるのも、ライターを使うか、ファイヤースターターでがんばるか

あれこれ話しつつこだわりつつ、着火させます。

焚き火台で火をおこして、ある程度火の勢いが落ち着いたら

お昼ごはんの調理を開始。

普段、ガスの火で調理しているわけですが

焚き火での調理となると、なかなか勝手が違って思うようにいかないことも。

それもまた楽し、と、だらだら飲みつつ、あれこれ作って行きます。

うちはステーキを焼くのが恒例となっていますね。

普段は買わない和牛ステーキ肉(小さいヤツですが)を持って行って

焚き火の上に厚めの鉄板をのせてじっくり焼く…。

塩こしょうして焼くだけ…と凝った料理ではありませんが、これがウマイ!

友人たちと行くときは、ピザを作ることも多いです。

あらかじめ1枚分ずつ、ビニル袋に粉と砂糖・イーストを入れて持参して、

現地で水とオリーブオイルを入れて、各自に渡してこねてもらいます。

こね終わったら、伸ばして成型してトッピング。

足つき網を使って上火が効くように工夫したら、

ピザ釜とかをわざわざ持って行かなくても、うまく焼けますよー。

食べて飲んでの後は、音楽をかけたり話をしたりしながら

ひたすら焚き火を見ています。

なんででしょうか?火を見ていると落ち着くというか。

せっかちな性格のはずなのに、不思議とずっと見ていられるんですよね。

焚き火をぼーっと眺めているだけで、けっこう癒やされます。

歳とともにデイキャンプがきつくなってきた…

しかし昨年の夏。クソ暑い日に山まで出かけ(もちろん電車)

めいっぱい遊んで帰ってきたのですが、帰りが辛いのなんの…。

炎天下で遊びすぎたせいか、炎天下で飲み過ぎたせいか(←これか?)

もうだるくて辛くてしんどくて…。

荷物自力のデイキャンプはそろそろ引退かもねー。

オートキャンプで泊するパターンに変えようか…なんて話になりました。

そうなるとアウトドア用品も、軽さ重視でなくてもいいし

いままではターフだけだったのも、テントも買わなきゃだよね。

なんて、それはそれで、新しい楽しみも出てきそうです。

とはいえ、帰りの電車で向かいに座っていた、自分たちより10歳は

年配であろうかと思われる登山グループは、帰りもめちゃお元気で。

こっちが根性ナシ&飲み過ぎなだけかもしれませんが。

知人のご婦人が、やはりオートキャンプが趣味で

10数年来、ゴールデンウィークはご主人と2人でキャンプにでかけて

いたそうですが、70歳を前にして「車でも辛くなってきた」と

アウトドアライフをリタイヤしたとか。

10年後、私たちは「車でもキツい」になるか、

それとも山ガールのおばさまたちのように元気で楽しめるか

どちらの道になるのかはわかりませんが

楽しめるうちは。うんと楽しんでおきたいと思っています。

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