60の手習い ズボラ家庭菜園

おすすめのもの

家庭菜園、流行っていますよね。

わが家では最近、日曜の午前中はETVの園芸番組を

見る機会が多いのですが、昔からやっていた「趣味の園芸」

(草木や花に関する番組)よりも、

今は野菜を育てる系の番組の方が勢いある感じ。

プランターや室内で育てる方法も教えてくれて

けっこう役に立ちますよ。

うちも数年前から家庭菜園やってみたんですが・・・

庭がある!なんか植えよう!

家庭菜園をやってみようと思ったのは、

いま住んでいる家に引っ越してきたのがきっかけです。

それまではアパート住まい。

でも、今度の家は、庭付き一戸建て!!!

とはいっても賃貸ですが…。

よくいえば古民家、はっきりいえばボロ家で

築年数がかなりのものだったりするので

家賃もそれまでのアパートと大差なかったため

戸建てに住んでみよう!ということになったわけです。

この家には、周囲にぐるりとスペースがあるものの、

北側と西側は、日当たりが悪いのと狭いのとで

通路として以外の有効活用はできなさそう。

少し広めの東側と南側をどうしよう?という話になり

駐車場に続く東側を家人が担当、

リビングから見渡せる南側(ちょっと狭め)を

私が担当することになりました。

その頃、すでに家庭菜園って、地味にブームになってまして。

それにのっかる形で、じゃ、私は食べられるものを植えてみようかな、と。

初めての家庭菜園にウキウキ

家の庭のはしっこには、以前住んでいた人が設置したのか?

小さい物置がありました。

そこを覗いてみると、なぜか「鍬」がありまして。

もしかしたら、前の住人も家庭菜園やっていたのかも?

使わないからと置いていったのかもしれませんが

こっちにすれば、渡りに船。

冬が終わり春になってから、

南側のスペースを耕して、早速「畝らしきもの」を作りました。

また、窓の近くに大きめのプランターも設置。

夏野菜を栽培する作業を、春から始めたわけです。

家庭菜園をしようという場合、普通はネットだとか本とかで

いろいろ調べてから始めると思うのですが。

そこはずぼらな私のこと。そのあたり超テキトー。

なんとなくのイメージだけで、突っ走りましたとも。

プランターには、きゅうりとズッキーニ、ゴーヤを植えて

窓辺にネットを張って、グリーンカーテンにしようという作戦です。

土の部分の畝には、ブロッコリとなす、ししとうを植えました。

ちなみに、水やりは家人の担当。

なので私は、植えた後はほとんどなんにもしなかったわけですが。

ズッキーニって、よく考えればカボチャの仲間だったね…

ろくに調べもせず、とにかくやってみたという感じで

苗の植え方も、肥料も適当。すべてが適当でしたが

植物というのはたくましい!

なんだかすくすく育つわけです。

おおお!すごい!けっこう感動ものでした。

しかし、途中でバカが露呈。

いえね。ズッキーニって、つる性の植物だと思ってたんですよ。

ほら、見た目はキュウリに似てるから。

でもあれ、よく考えれば、カボチャの仲間なんですよねー。

葉っぱは茂ってくるのにつるは伸びないなーと思ってましたが

もともとつる性ではなかったわけで。

プランターに植えたのは大失敗。これなら畝に

植えてあげればよかったと後悔しました。

それでもキュウリとゴーヤはずんずん育ち、

緑のカーテンも作ることができました。

摘花とかちゃんとしなかったものの、それなりに実りました。

一方の畝の方はというと、、、

ブロッコリーは育ちはよかったものの、

虫にやられて収穫には至らず。

そろそろ大きくなってきたかな?という時期から

虫が大繁殖して、食べる気をなくすくらいでした。

なすはいくつか実がなって収穫もできましたが

肥料が足りなかったのか、後半は尻つぼみ。

しかしうれしいことに、シシトウは強かった!

虫にも負けず、次から次へと実をつけてくれました。

本末転倒?ほったらかしでできるものを選ぶ

家庭菜園は、本来、野菜に手を掛けるのが楽しみなんだと思います。

肥料を気に掛け、虫が来ないように工夫をし、

摘花や摘果を適宜行い、手塩にかけて収穫する。

それが本来の醍醐味なんだろうと。

しかし手塩に掛けるよりも手抜きをしたいタイプなんだよなー。

ということで、方向転換。

ほったらかしでも収穫できるものはないか探し始めたわけです。

家庭菜園を楽しむ…という意図からすると本末転倒っぽいのですが

無理なものは無理、ということで。

そこで新たに、空き地となっていた北側の通路に

ミョウガの根を植えました。

これ、ほったらかしにはもってこい!

植えた年は、芽が出て茎が伸び葉が茂って終了…なんですが

翌年には、なーんにもしなくてもまた芽が出てきます。

2年目以降は、花芽がでて収穫できます。

冬になったら立ち枯れるので、それまでほっとけばいいだけ。

そして地下茎が勝手に伸びて、毎年少しずつ茂る場所の範囲も広がります。

ミョウガって買うと安い時期でも3個100円とかですが

花芽は次々出てくるので、取り放題。

夏場は薬味として、ほんと重宝しますよー。

また日当たりのよい畝には、大葉の種をまきました。

これもほったらかしで、ずんずん大きくなります。。

こちらも薬味として使うほか、醤油漬けなど保存食もできますよ。

ただし虫はやってきます。

キレイな葉を虫と競争して収穫しなきゃなりません。

大葉は夏も炊けてくると白い花を咲かせ、

種がこぼれ、翌年はなにもしなくてもまた生えてきます。

後は、前年にうまくいったシシトウですね。

これは虫にもまけず、この年もまためいっぱい収穫できました。

今年はジャガイモを植えてみた

そして今年は、畝にジャガイモを植えました。

これもほとんど手間なし。

というか、ちゃんと栽培するなら、芽かきとか、追肥とか

いろいろやるべきことはあるのですが、

うちの場合はほったらかし。

とはいえ、これでちゃんと実っているのやら?

そろそろ収穫の時期なので、顛末はまた報告したいと思います。

家庭菜園を始めてみたいけど、手間を掛けられないからと

諦めてしまう方もいるかも。でもなんとかなりますよー。

ほったらかしでも、けっこう育つ!

(決して正しいやり方ではありませんが)

難しく考えるより、失敗してもともとでやってみては。

収穫時期を逃さないように、少しは目をかける必要はあるし

プランターだと水やりはしっかり行わないとダメですが

気負わずやってみたら、おもしろくてハマってしまうかも。

緑が身近にあって、その成長過程を見るだけでもけっこう癒やされますよ。

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