50~60代【遠近両用コンタクト】について調べてみた!

からだ

老眼の自覚バリバリとなり、その対策を考え始めた私。

めがねという選択肢がいちばんに浮かびましたが

それと同時に、気になったのが、遠近両用のコンタクト。

ちょっと調べてみようと思いました。

私とコンタクトレンズとの関係

私はドのつく近視でして、長らくコンタクトのお世話になっていました。

最初に使い始めたのは、ハードコンタクト。

初心者には目のゴロつきが気になったり痛かったりと

ソフトレンズを進められたのですが、ハード一択でした。

というのも、使い始めた数十年前は

ソフトレンズは煮沸が必要で、ケアに結構手間がかかる。

姉が先にソフトレンズを使い始めたのですが

間近で見ていて、「こりゃ面倒すぎる」と。

ちなみに今のソフトレンズは、煮沸の必要はなさげですが・・・

最初は目が痛くて、ちょっと心が折れたりしましたが

なんだかんだで慣れてゆき、ハードレンズをずっと愛用していました。

そして月日は過ぎて行き、世の中は格段に進化!

使い捨てコンタクトレンズというものが登場しました。

最初は、コスパがよくないしなーと思っていましたが

試しにと思って使ってみたら、超快適!

使い捨てタイプは、2週間使える2week、1習慣の1weekなども

ありますが、ずぼらな私は、ここでも1day一択!

酔っ払って返ってきても、外して捨てればいいだけ。

なんのケアも不要!万一落としても焦る必要ナシ。

予備にもっていたのをつけなおせば、全てオーライ!

便利さを実感していたので、遠近両用のコンタクトにも

興味をもったわけです。

そもそも【遠近両用コンタクト】ってどんな仕組み?

遠近両用メガネレンズとの違い

メガネレンズの遠近両用(いわゆる累進レンズ)は

レンズの上の方が「遠方用」で、下の方が「手元用」になっていて、

視線を動かすことによって、遠くも近くも見られるようになる…

という仕組みについては、だいたいわかります。

しかし、コンタクト。

瞳に貼り付けて使うモノですよね。

いったい、どのようにして遠近両用となるのか、謎!!

というワケで調べてみました。

遠近両用ソフトコンタクトは、

近距離用の度数と遠距離用の度数が

1枚のレンズに配置されています。

なので遠近両用コンタクトをつけてモノを見ると

遠くも近くもピントがあって見える、らしいです。

それじゃ違和感アリアリ…なはずですよね?

実際、慣れるまでの最初の間は、違和感を感じる方が多いそう。

しかし、慣れてくると「脳」が最適な視界を選ぶようになるらしいです。

「脳」が慣れるまで、即快適に見えるとは限らない

通常でも、たとえば網戸越しで外の景色を見る場合、

景色を見ようとすると網戸はぼやけ、

反対に網戸を見ると景色がぼやけますよね。

これと同じ原理なんだそうです。

「脳」、すごいっ!

ただ、慣れるまで2~3日から1週間程度と時間がかかるらしいです。

遠近両用コンタクトのクチコミを見てみると

「近くも遠くもぼやける」「手元はやっぱりぼやける」などの

意見もありました。これもやっぱり「脳」がまだ追いついていないから…

かもしれません。第一印象で「即ダメ」とせず、

ゆっくり慣れる必要があるようですね。

また遠近両用コンタクトは、見え方や感じ方の個人差が大きいだけでなく、

製品によっても変わってくるそう。

コンタクト販売店では、試用期間を設けているところが多いので

購入するなら、それをフルに活かしたいですね。

遠近両用のコンタクトは主に2つの構造がある

遠近両用のコンタクトのつけ心地、「製品によって変わる」と

前述しましたが、それは構造がみな同じではないためです。

いま流通している遠近両用のコンタクトは、主に

「バイフォーカル」と「マルチフォーカル」という構造があります。

(他の構造のモノもあるようですが、上記の2つが一般的)

バイフォーカル

バイフォーカルは、真ん中が遠方を見るようになっていて

その周囲が近方、さらにその周りは遠方…と

遠用と近用が交互になっています。

これは明るさによって目の瞳孔の大きさが変わることを

意識した設計といえそうです。

明るい時は、瞳孔が閉じて小さくなるので、

レンズの中心部分を使って、遠くがよく見えるようになります。

反対に、暗いと瞳孔が大きくなるから

近くのものが見やすくなる…という仕組みです。

この構造ゆえ、周りが明るいときには近くが見えにくくなって、

暗いときには遠くが見えにくくなるというデメリットを

感じることもあるそうです。

マルチフォーカル

マルチフォーカルは、中心部に遠方用の度数がなだらかに変化しつつ配置。

その外側に、中間部を見る度数が、こちらもグラデーションをつけて配置し、

さらにその外側に、近方の度数が変化をつけつつ配置されています。

この構造のおかげで、バイフォーカルのデメリットであった

「明るさによって見えにくい場合がある」ことが軽減されるようです。

どちらにすべきか、悩むかもしれませんが、

乱視が入っていたりなど、目の状態によって適したレンズは

変わってくるそうなので、まずは眼科医に相談してみましょう。

そして、ちなみに…ですが、「遠近両用」のコンタクトは

近視でなくても作れるそうです。(遠方の度数が素通しになるのかな?)

是が非でもめがね(老眼鏡)はかけたくないっ!と言う方は

遠近コンタクトという選択肢もありなのかも。

めがねのように視界が狭くならないので

老眼でコンタクトデビューする人も、実は結構いるそうです。

60歳のウチの姉、【遠近両用コンタクト】の使用感を聞いてみた

遠近両用コンタクト、身近で使っている人がいました。

ウチの姉です。

その使い心地について聞いてみたところ

「めっちゃいい、めっちゃ便利、めっちゃ快適」らしいです。

前述しましたが、姉は近視で、もともとがコンタクト利用者です。

しかし老眼が始まると、どうにも手元が見えにくくなり

遠近両用コンタクトに乗り換えることにしたそう。

事務職なので、パソコンに向かったり、手元の資料をみたり

さらには遠くのホワイトボードに目をやったりと

遠方・中間・近方と、全て見渡せないと仕事がはかどらないそう。

最初、手元とパソコンはメガネで乗り切っていたそうですが

どうにも面倒くさくなって、遠近両用コンタクトに乗り換えたそうです。

つけた最初は、若干違和感はあったらしいですが

すぐ慣れたそうです(←柔軟性のある性格なので、脳もそうなのかも)

メガネとかコンタクトとか、これまで視力矯正したことの

ある人の方が、違和感になれやすいというのもあるかもしれません。

というわけで、「めっちゃ快適」な遠近両用コンタクト生活を送っている

そうですが、それでもやっぱり不自由なことがあるそうで。

それは「超細かい字」だそう。

商品の箱裏の説明書とか、保険の約款だとか

細かい字がぶわーっと並んでいるものは、

ピントはあうものの、読んでいて疲れてしまうそう。

そこで購入したのが【ハズキルーペ】

テレビCMなどで、よく見かける、上に座ってしまっても

壊れないって、アレです。

【ハズキルーペ】は老眼鏡ではなく「拡大鏡」なので

細かい文字が大きく見える!

息子にクリスマスプレゼントとして買わせて

超細かい字で困ったときだけ、それを併用しているとか。

常時メガネはいやだけど、困った時だけ活用する、

そんな使い方もできるわけですね。

余談:【レーシック手術】を行った強者もいます!

昔はレーシック手術は、近視を治すためのものでしたが

いまや技術が革新し、老眼治療も行われているそうです。

「老眼だけ」はもちろん「近視と老眼」を矯正できる手術もあるとか。

健康保険の適用はできす、自由診療となるため

費用は30~50万が相場だそうです。

私自身は、目を手術するというのには抵抗があって

(というか単純にコワイ)選択肢にありませんが

いましたよー!友人にレーシック手術をしたという強者が…!

彼女の場合、手術は問題なく終わり、

その後も不安になる要素はなく、快適に過ごしているそうです。

手術ってどんなものかと尋ねてみたら

「すぐ終わったよ。10分とか15分とか」

えーと、目を手術するってことは、いろいろ見えてたりしないかと

聞いてみたところ

「角膜はがすわけだから、見えはしないよー。

でもね。よく『目の前が真っ暗になった』っていうけど

レーシックの場合はその逆、『目の前が真っ白』になるんだよー」

と教えてくれました。

彼女は、不安はあまり感じず、不安に思うならそもそも受ける選択を

しない、といっていましたが、私はやっぱコワイですー。。。

レーシックで快適生活が手に入ると思うと、検討してみる価値は

あるかもとは思います(コワイけど)。

でも手術をするわけですから、メリットだけでなく

デメリットが生じる可能性もゼロではないですよね。

興味を持った方はじっくり調べて、慎重に治療方法を選んでくださいね。

(私はやっぱ遠慮しときます・・・)

コメント

タイトルとURLをコピーしました