60歳~のスキンケア、あなたはどうしている?

美肌

60歳、、、年齢とともに、いろんなところで「気になる」ことが

増えてきませんか?特に「肌」。

若い頃にはすぐに回復した肌ダメージも、最近ではなかなか戻らないどころか

若い頃のツケが今になって回ってきたのか、シミやシワ、たるみといった

肌悩みを抱えることも。私もまた、そのまっただ中です。

後悔先にたたずとはいいますが、でもなんとかしたいですよね。

私はライターとして化粧品関連の仕事に携わった経験があるので

その経験を活かして、以下、綴っていきたいと思います。

美魔女になりたいわけじゃないけど…

この記事では

  • 60歳前後の方の肌の状態について
  • スキンケアの替え時
  • 進化するスキンケア①【シワ改善】
  • 進化するスキンケア②【幹細胞】

についての概略を書いていきたいと思います。

年齢不詳の美魔女を目指すわけではないけど、

同年代で集まった時、その中できれいでいられたら…

そんな「年相応の美しさ」でいたいですものね。

60代の肌は砂漠状態です!

30代はお肌の曲がり角…なんてフレーズおぼえていますか?

肌の老化は生まれた時から始まって、30代で目に見えるようになり、

40代で加速して、50代では深刻な状態に。

60代となると、老化がさらに顕著になってしまいます。

また60代では、肌の皮脂量が急激に減少します。

うるおいを保持した、みずみすくすこやかな肌でいるには

適当な皮脂の分泌が不可欠なんですよね。

でも、年を重ねることで皮脂の分泌が減少すると

肌の表面だけでなく、肌内側の水分保持もできなって

シワが目立ち、まるで干ばつした砂漠のような状態に。

…おそろしや…

とはいえ、毎日のスキンケアでリカバリーすることもできるんです!

若い頃と同じスキンケアを続けているなら、見直すべし

長年愛用していたスキンケア、なんか最近は手応えがない…と

思うことがあったら、それはスキンケアの見直し時です。

だってね。砂漠肌にジョウロで水を与えても、

まさしく「砂漠に水をまく」状態。

あんまり効果は望めません。

だけどうれしいことに、近頃では、

「砂漠を砂漠のままで終わらせない」科学と技術が集積された

スキンケアが数多く販売されています。

いわゆる年齢肌向けエイジングケア系のスキンケアですね。

乾燥に打ち勝つだけでなく、年齢による新陳代謝の衰えに伴う

「ターンオーバー(肌の生まれ変わり)」にもアプローチしてくれます。

とはいえ、いまどきの若い子ったら、

30代くらいからエイジングケア系のスキンケアを

使い始めている人も多いよう。

いま使っているスキンケアが「エイジングケア」となっていても

どの年代に向けて開発されたものか、調べてみてもいいかも。

口コミなどをチェックして30~40代のユーザーが多いようなら

もう少し上の年代を狙ったものに変えてみるのも一考です。

スキンケアは恐ろしいほど進化!画期的【シワ改善】ケア

ずっと同じスキンケアを使っていて、悪いことはないのですが

化粧品業界ってものすごーく変化しています。

特にこの数年は顕著です。

たとえばシワ対策。

以前までは、保湿することをメインにしてケアするものが主流でした。

大きな文字の「シワ」の横に、なんか※印が付いていて、

よく見ると隅っこに、

※乾燥による小ジワ

みたいな注意書きが小さく小さーく書かれていたりするのを

見たおぼえはありませんか。

これは実は「薬機法」という法律が絡んでいて、

厚生労働省が認めた効果効能以外をうたうことが禁じられているからです。

医薬品などとともに化粧品(医薬部外品含む)も

薬機法を遵守して、広告PRをしなければなりません。

ところが…!

この数年「シワ改善」という言葉が、化粧品のCMや広告に

登場してきました!

※乾燥による小ジワ

以外のシワにもアプローチできる成分を

化粧品会社が研究・開発し、厚生労働省にも認められました。

最初は大手会社だけで展開されていましたが

いまや通販系スキンケアやプチプラのものまで

まさに「シワ改善」ブームが来ています!

もしあなたがシワに悩んでいるなら「シワ改善スキンケア」

要チェックですよ。

私? もちろん、めちゃチェックしております!!

ちなみに、シワ改善スキンケアは、医薬部外品となります。

(これも薬機法が絡んでくるからなのですが、

 見た目や販売方法は、通常の化粧品とあまりかわりません。)

再生医療の考えを取り入れた【幹細胞スキンケア】

シワ改善のほかに、いま注目を集めているものがあります。

それが【幹細胞スキンケア

肌の幹細胞の研究が、化粧品業界で熱く盛んに行われています。

幹細胞?なにそれ?

なんて思った方もいらっしゃるでしょう。

これは、再生医療の知見からスタートしたもの。

従来は足りないものを補うのがケアの主流でしたが、

幹細胞】の力によって、自己の力で再生するという、

全く新しいアプローチのスキンケアなのです。

【幹細胞】は、身体の中にある60兆個ともいわれる

細胞を作り出すもとになっているものです。

骨髄の中にある【幹細胞】の場合、

新生児を1とすると80代では200分の1まで減少します。
これは成長により身体を大きくするために多く使われたため。

また年齢とともに減少していきます

お肌の生まれ変わり、ターンオーバーって言葉は

コスメフリークでない方でも、聞いたことがありますよね。

その肌の「生まれ変わり」にも【幹細胞】が関わっています。

肌の表面にある表皮幹細胞が活発に働けば、

ターンオーバーを安定して保つことができます。

また、肌の奥にある真皮にも幹細胞があり、

肌を支えるコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸の素となる

線維芽細胞を作り出しています。

この真皮幹細胞を健やかに保てれば、シワやたるみを防げます。

【幹細胞スキンケア】は新しい分野なので、製品に関する

コレといった定義は曖昧ですが、大きく2つの方向のスキンケアがあります。

  • 1. 肌の幹細胞に働きかける成分を配合したもの
  • 2. 幹細胞エキスを配合したもの

1. 肌の幹細胞に働きかける成分を配合したもの

幹細胞を活性化させる成分を配合することで、

肌の幹細胞の働きを促すというものです。

FUJIFILM、資生堂など大手化粧品会社から製品が発売されています。

(→と書いたのですが、現時点でメーカーの公式HPからは

 「幹細胞」の記載は外されています。

 薬機法がらみで削除…と想像しています。2022/02/09追記)

2. 幹細胞エキスを配合したもの

に関しても、実用化され、販売されています。

というか、販売されている数は、こちらの方が多いように感じます。

それぞれ、さらに詳しい内容については

今後、別記事でお送りしていきますねー。

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