5~60代、6月の美肌術!

美肌

50~60代にとって、スキンケアの基本となるのは「保湿」と「紫外線対策」。

季節にかかわらず手抜かりなくケアすべきですが、

特に6月は気温が上がり始め、紫外線も強くなり、

さらには梅雨もやってきて、肌にとっては困難な季節です

そこで6月のスキンケアのコツや気をつけてほしいポイントを紹介します。

紫外線の「強さ」はピーク、実は恐ろしい6月

6月というと梅雨のイメージ。

ジメジメしつつも徐々に気温があがり、不快指数も高まって

なんとなく、「過ごしにくい季節」というイメージの方も多いかも。

でも、過ごしにくいだけじゃないんです。

実は6月って、肌にとってはけっこう恐ろしい月なんです。

「50~60代、肌の現状維持にUVケア必須!」の記事でも

ご紹介しましたが、6月の紫外線は「量」でいえば4番目に多い月。

出典:資生堂サンメディックHP

さらに「強さ」でみれば、1年で最も強い月なんです。

量が少ないのは梅雨空のせいですが、少ないといっても

9月の2倍弱ほどもあります。

紫外線は日焼けだけでなく、光老化や乾燥など

肌にいろいろなダメージを与えるので、

6月から念入りなUVケアを行いたいものです。

高温多湿な梅雨の時期でも、保湿が必要な理由

梅雨時の6月は、ジメジメして肌がベタつきがち。

本来なら乾燥とは無縁な多湿ぶりなのに、

肌がカサついてしまうことはありませんか?

昔はジメジメの中で暮らしていましたが

いまはエアコンという武器があります。

除湿してすこしでもスッキリと過ごしたい…

とエアコンに頼っている方も多いでしょう。

快適に暮らせる反面、エアコンにより肌は乾燥してしまいます。

「エアコンはあまりつけないから、乾燥しないわ!」

と思っていても、紫外線が肌にダメージをあたえ

バリア機能が低下して、肌の乾燥をもたらすことも。

また、べたつく季節だからと、ついつい肌の保湿を怠りがち。

べたついてると感じても、実はインナードライになっていて

肌の奥はカッサカサ…ということも多いのです。

インナードライに気づかず、保湿を怠っていると

ターンオーバーが乱れてしまい、

くすみやごわつき、角質肥厚などのトラブルとなります。

顔の上にも「菌」がいるって、知ってる?

また6月は、高温多湿で細菌やカビなどが繁殖しやすい季節。

これってお肌の上でもいえること。

実は肌の上には、「皮膚常在菌」というものが存在するのです。

腸の中には菌がいて「腸内フローラ」を形成している

という話はご存知ですよね。

このフローラ、腸内だけではなく人間の体のいろいろな部分に存在しています。

例えば口腔内フローラ。これはお口の中にいる細菌の集まり。

口の中には3,000種以上の細菌がいるとか。

そんな腸内フローラや口腔内フローラと同様に

肌の上にもフローラが形成されていて、美肌にとって大切な存在なのです。

皮膚には数百億から1兆もの菌が存在し、

顔だけでも80万もの常在菌がいるといわれています。

誰の肌にでもあるもので、常在菌は肌でバランスをとって生息しています。

フローラには「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌」の3種がいますが

バランスがとれていれば、問題はありません。

というか、美肌とって欠かせないものといってもいいかも。

しかし6月の特に梅雨時は、高温多湿な状態になり

皮脂が多く分泌されると、肌の表面に付着した菌のフローラの

バランスが崩れ、肌荒れや乾燥肌の原因となったりします。

お肌の常在菌のバランスをとるためにも、洗顔やクレンジングで

清潔を保つ必要があります。

ただし過度な洗顔・クレンジングは、かえって常在菌バランスを崩すだけでなく、

肌のバリア機能まで弱め、肌トラブルを引き起こすこともあります。

なにごともやり過ぎはNGですよ。

6月のスキンケアは「保湿」と「紫外線対策」+「清潔」にも重点!

50~60代ともなると、梅雨時でも皮脂で肌がべたつく…

なんてことは少なくなってきますが(汗

それでも肌に湿気を感じて、なんとなーく重いクリームを

塗るのはちょっとな…なんてこともありますよね。

そんな場合はジェルタイプなどのサラッとした質感の保湿クリームを使うなど、

スキンケアを代えれば対処できます。とにかく肌を乾かさない!

そして、紫外線対策は万全に。雨や曇りの日でも手を抜かず、

2~3時間ごとに日焼け止めを塗り直すのがベター。

とはいえ、紫外線を100%ブロックすることは困難なので

シミ対策として、メラニンを抑制するラクトフェリンやビタミンCなどを

配合したスキンケアで、できる前のシミ対策をしましょう。

また肌の常在菌バランスを守るために、皮脂を取り過ぎない程度に

洗顔を行って、お肌を清潔に保ちましょう。

特に汗をかいた後は、そのままにしていると、弱酸性だった汗がアルカリ性に変わり、

皮膚表面が中和されてしまい、細菌が繁殖しやすい状態になってしまいます。

汗はこまめにやさしく摩擦を与えないように押さえ、汗をかいた後は洗顔を。

その後のしっかり保湿&日中なら日焼け止めの塗り直しもお忘れなく!

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